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|(株)小笠原建設・OGA建築スタジオ一級建築士事務所

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建築過程公開中

【リフォーム】和室をうるおいの部屋「茶室」へ

POINT

家そのものは建てられて40年以上経つ。寝室として利用していた和室の一室を、お茶を趣味とする妻へ、クライアントである夫からの贈り物としてリフォーム依頼があった。8帖和室の空間に、錆丸太の柱を起こし、床の間を造作。床の間は、もてなす側の美意識が表れる大事な空間。既存の柱の角を竹で覆い隠す工夫をし、遊び心を散りばめた茶室を表現したかった。茶道でおもてなしができるように、床には茶釜を置くための炉を切り、広縁の押入だったスペースを潰して水屋を作った。水屋も杉板と竹を交互に割り付け、壁を漆喰で仕上げた。茶室の仕上げは天井以外は全て手を入れ、壁はわら入りジュラク仕上げとし、建具も市松模様柄にするなど、できるかぎり数寄屋を表現した。改修前は寝室として使用していた和室を、茶室というおもてなし空間へとリノベーションした工事。その完成具合に、クライアント夫婦も大変満足してくれた。

お客様の声

DATA

構造:木造軸組工法
規模:平屋建て
面積:施工面積:19.46㎡(5.88坪)
家族構成:大人2人(夫婦)
工事期間:1ヶ月
竣工日:H24.7

所在地

浜松市東区半田町

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